オリンピック・パラリンピックのマスコットの案が2017年12月7日に発表されました。
最終候補は3作品で、投票期間や誰が作ったか、過去のマスコットなどをまとめました。
各マスコットの詳細
3作品はオリンピック、パラリンピック1体ずつのセットで、性別はありません。
来週からの 全国の小学校クラス投票で 東京2020大会マスコットが決まります! 東京オリンピックパラリンピックにマスコットが生まれるのは歴史上初めて!アニメや立体、様々な形になります!教科書にも載るであろう凄い出来事!
ア、イ、ウ みんなは、どのマスコットが好きですか?#Tokyo2020 pic.twitter.com/yfU5jgAVWM
— 中川翔子???????????? (@shoko55mmts) 2017年12月7日
ア案
<オリンピックマスコット>
伝統と近未来がひとつになったキャラクター温故知新なキャラクター。
伝統を大切にしながら、つねに最新情報もキャッチしている。
正義感が強く運動神経バツグンで、どんな場所にも瞬間移動ができる。
伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれた。
<パラリンピックマスコット>
桜の触覚と超能力を持つクールなキャラクター。
いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。
強い信念と自然を愛する優しさがあり、石や風と話したり、見るだけで物を動かせる。
市松模様と桜を力強く表現している。
性格は正反対ですが、お互いを認め合い、大の仲良し。
おもてなしの精神で、皆を応援するためにベストを尽くす。
イ案
<オリンピックマスコット>
日本を温める炎と大地から生まれたキャラクター。
足が早く、いつも駆け回っているけれど、縁側でお昼寝するのも大好き。
お祭りの活気を伝え、炎の尻尾で人々に元気を与える。
福を呼ぶ招き猫や神社のキツネがモデル。
<パラリンピックマスコット>
日本に四季を呼ぶ風と空から生まれたキャラクター。
雲のたてがみは春風を送り、枯れ木に花を咲かせることもある。
軽い身体で大空を飛びながら、四季の魅力を伝える。
神社の守り神であるこま犬がモデル。
生まれや見た目、正確は違うけど、ふたりは大親友であり、良きライバル。
日本の大地や大空を舞台に競い合い、お互いを高めあっている。
ウ案
<オリンピックマスコット>
日本昔話の世界から出てきたキツネのキャラクター。
すばしっこくて、スポーツ万能。
人懐っこい性格でリーダータイプ。
風の精霊と一緒にみんなを応援する。
キツネに日本古来の勾玉を組み合わせて生まれた。
<パラリンピックマスコット>
頭の上の葉っぱを使い、自由に変身するタヌキのキャラクター。
おっとりしているのに、運動神経が良く、まわりを楽しませるムードメーカー。
森の精霊と一緒に、みんなを盛り上げる。
日本古来の化けるタヌキから生まれた。
おめでたい紅白カラーに金の水引を背負ったキツネとタヌキ。
仲がよく、お互いの得意分野を理解し、いつも励まし合っている。
東京オリンピック・パラリンピックにマスコットが生まれるのは歴史上初めてで、教科書にも載るかもしれないという大事な投票になります。
採用されたマスコットは、大会のイベントやライセンス商品、アニメなどに活用されます。
投票は誰でもできる?
全国の小学生のみとなります。それ以外の人は投票ができません。
クラス単位で投票でインターネットで受け付けます。
投票する小学校は、全国約2万校の約28万学級で、国内のインターナショナルスクールや海外の日本人学校、一部のフリースクールなども含まれます。
また、視覚障害の児童が在籍する特別支援学校の小学部には、立体模型を送り、形状を触って比較できるようにするとのこと。
海外や立体模型と、大掛かりな投票となっていますね。
東京2020大会、マスコットの最終3案が発表となりました!
記者会見会場には、視覚障害者の子供達の為に、触って確認できる3案のマスコットも展示されていました!
全ての方々が平等に楽しめるオリンピック・パラリンピックを!
小学生の投票結果、今から楽しみです! pic.twitter.com/ySvrUiZCS6— 中川翔子[Staff] (@shoko_nkgw) 2017年12月7日
投票期間、最終投票結果はいつ?
2017年12月11日~2018年2月22日。
全国の小学校などのクラス単位で投票を行います。
クラス投票の結果をインターネットで受け付け、最多得票のデザインを採用されます。
最終投票結果は、2018年2月28日に発表されます。
歴史的瞬間に立ち会えて幸せです!ついに東京2020オリンピックパラリンピックマスコット最終案が発表になりました! #Tokyo2020 pic.twitter.com/FlIF9GyBVU
— 中川翔子???????????? (@shoko55mmts) 2017年12月7日
作成者は?
現段階では作者名は公表されていません。
マスコットデザインの一般公募は、2017年8月に開始しました。
個人から1774件、グループから268件の、合計2042件が寄せられました。
有識者が以下の項目などを含めた審査を行い、商標調査などを経て3作品を最終候補としました。
・開催都市や開催国の歴史、自然、文化を反映
・オリンピックエンブレムを完全な形で入れる
・子どもたちに訴えかけるわかりやすい表現スタイル
・大会に独自のストーリーを提供
・競技の「ポーズバリエーション」を求める
・多くの人に愛されること
・東京や日本らしさを感じられること
・ライセンス商品等への展開が可能こと
公表されていない理由は、「あくまで作品を評価してほしい」ためだそうです。
エンブレムの炎上もあったことですし、商標調査など慎重に行われています。
最終候補のキャラが決まるまで内緒ということでしょうか。
マスコット選考検討会議メンバー
絵本作家「あんびるやすこ」
タレント「中川翔子」
慶応大学大学院特別招へい教授「夏野剛」
レベルファイブ「日野晃博」
など、有名人や著名人ら14名です。
妖怪ウォッチの経済効果、2200億円以上#妖怪ウォッチ #経済効果https://t.co/2mVjZ97X07
— 経済効果bot (@keizaikoka) 2017年12月7日
ネット上の声は?
何かに似ている…という声がちょこちょこ見受けられます。
果たして、小学生の声はどうなんでしょうか。気になりますね。
ポケモン、デジモン、妖怪ウォッチってダレウマ #オリンピックマスコット
— yosuyee (@yosuyee) 2017年12月7日
オリンピックマスコット、私的にはアだな~子供にはウがウケるのかも?妖怪ウォッチぽいからね。でもやっぱりやぼったいしタヌキとキツネとか?そんなことより未来に向けてのオリンピックなんだからさ、ロボット技術が世界一の日本には断然アがお勧め???#オリンピックマスコット
— purple _mom (@p_tribute) 2017年12月7日
過去のオリンピック・パラリンピックのマスコット
オリンピックに公式のマスコットが登場したのは、1972年のミュンヘン大会からです。
過去に開催されたオリンピック・パラリンピックのマスコットはたくさんあります。
本日6月23日は「オリンピックデー」。
歴代オリンピックマスコットを並べてみたら……。
かなりカオスで傾向がつかめません。
こりゃ、東京もモメるな。#オリンピックデー #今日は何の日 pic.twitter.com/sq75X3OaG7— 図解博士_高速バスター (@skull_bear) 2017年6月23日
オリンピックマスコットは2010年シンガポール ユースオリンピックのマーリー(マーライオン)が青髪パッツンストレートでケモかわいいのでもっと広まって欲しい pic.twitter.com/7JdqcIdXOF
— ごるびあ (@_golvia) 2017年12月7日
オリンピックマスコットと言えばロンドン五輪のコイツらは結構好きだったんだよな
ウェンロックくんだったかな? pic.twitter.com/NYd2c07DcL— NicVergis (@NicVergis) 2017年12月7日
マスコットキャラを着ぐるみにした時の姿は重要ですな!さて、ここで1998年の長野オリンピックのマスコットキャラの着ぐるみを見てみましょう。 pic.twitter.com/tF2wwn3wNP
— ROCKER@冬コミ2日目東「と」08a (@rotritter3594) 2017年12月7日
まとめ
様々な声が出てきていますが、子供から好まれるキャラを作るということで、作る段階でキャラが固まってきてしまっているのではないかと思います。
でも、どんな由来で生まれたかを見ると、また見方が変わってくるように感じます。
小学生のお子さんがいる家庭は、どのキャラが人気か、理由など聞いてみてはいかがでしょうか。
●●のキャラが好きだからとか言われるかもしれませんが。